あ と が き

 これは、cool voice、kiss you、lover’s point の3作共通のあとがきです。なので、ネタばれする可能性があることを、お知らせしておきます。

 新作のような振りをしていますが、これは1991年から1992年にかけて書いた物です。今回WEBにのせるにあたって、多少言葉使いなどの変更しましたがほとんどそのままです。だから、ちょっと物事に変なところがあると(特に、バンド関係)思いますが、大目に見てやって下さい。

 「イノセント」は、この3作の後に書きました。
 つまり、バンドリーダーの小諸くんは、イノセントの小諸哲史少年です。て、ことは…。そうです。宇津木くんのモデルは、宇○宮隆(ちょっと自主規制)なんです。曽根くんのモデルは、木○尚登。つまり、3人合わせてT○Networkです(爆笑)
 あくまで、モデルなので、こういう話の根拠は全くない事を明記しておきます。ついでに、こんなの違う、っていうクレームもやめてね。

 cool voice は最初、強引な男の子に振り回される女の子の話を書くように、進めてました。ところが、ライブに行ってしまったらキレてしまって、気がついたらああいうものになってしまいました。(この時点では、小諸くん以外の名前は決めてなかった)

 kiss you は、ドラマ「誘惑」を見てて、純粋に年上の女性との恋愛を書いてみようと思ったので書いてみました。(「誘惑」はミステリー色が強かったですね)なんだかあの頃より、自分が歳取って(笑)絢子の気持ちが今になってわかってきたような気がします。純愛って、難しいですね。タイトルは、主語の省略形で、命令形ではないです(笑)

 lover’s point は、↑の2作を繋ぐものとして書きました。どうしても受け入れてもらえない10代の恋愛のイタサが、テーマになっています。タイトルのpointは、点数の意味と場所の意味を重ねてます。恋を得るということは、それだけの点数を得ることであり、その場所にいる、場所を得る、ということなのかもしれません。

 それにしても、改めて読み返して、自分の屈折具合に唖然としてしまいました。
 嫌な奴ですねぇ、宇津木くん(爆) 顔がいいって以外、いいところないです。こんな奴なのに「好き」っていうのは、まぁ女の子(に限らないが)には馴染みの感情なので、私の宇○宮隆への愛は理解していただけると思いますが。それにしても、もうちょっと書きようがあるだろう(笑)

 言い訳は、このくらいにしておきます。

 読ん頂いて、有難うございました。
 よかったら、ご感想など聞かせて下さいね。

                                           2000/11/11

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